いよいよ山鉾が建ち始めました

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京都の夏を告げるビッグイベント「祇園祭」の時期が今年もやってきました。今年は宵山と3連休が重なり、例年以上の人出が予想されるそうです。ただでさえ人出が多いですが。約1カ月間をかけて行われるお祭りですが、見どころはやはり7月14日~16日の宵山と17日の山鉾巡行と言われています。祇園祭は京都八坂神社の祭礼です。歴史の長い祭りで、その華やかさと1か月にわたる期間の長さも特徴的です。「京都祇園の山鉾巡行」は、ユネスコの無形文化遺産に指定されてます。

そして昨日あたりから山鉾が建ち始めました。ビジネス街が一気に祭の雰囲気になりました。10~11日は鉾建て、12~14は山建て(前祭)です。

地図にするとこんな感じです。(クリックすると拡大されます)

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山鉾は、釘を使わず組み立てられます。 縄でくくられて組み立つ様は、まさに職人技です。
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これは組み立て中の函谷鉾です。「かんこほこ」と読みます。「はこたに」ではないです。昨日の時点ではこんな感じでしたが、

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一日経ったら、こうなってました。

 

この他、東洞院通~油小路通の間に、鉾と山がたくさん建ちます。四本柱を貫や筋違によって胴組を組み立てていきます。固定方法は縄絡みと呼ばれる、荒縄を使った伝統的技法で、釘を1本も使わないことでもよく知られています。細い通りに高さ約25メートルもの鉾が立つ様は圧巻。夜はお囃子の練習や試し曳きが行われます。

7月14~16日は四条通と烏丸通りが夕方から歩行者天国になり、露店も出て賑やかな雰囲気に。提灯に灯りが入り、お囃子が始まると、一気に祭り気分が盛り上がります。鉾に搭乗するためには拝観券(粽の場合もある)の購入が必要で、各鉾により受付時間や見学できる場所が異なるので、山鉾町に直接確認を。

また、祇園祭では「粽」(ちまき)という笹で作られたお守りが山鉾の近くで売られています。この粽を購入する、もしくは 入場料を払うことで山鉾に登らせてもらえます。しかし、中には女性禁止のところもあります。

「ちまき」というと、笹で包まれたお餅が思い浮かぶと思いますが、祇園祭で販売されているちまきは、食べるものではありません。外見は食べるちまきと同じなので、食べ物ではないと知らずに買った観光客の人が、がっかりするといったこともあるようです。

祇園祭のちまきは、厄除けのためのもので、災難や疫病からその家の住人を守るために、玄関先に飾るものになります。

ちまきの由来ですが、昔、須佐之男命(スサノオノミコト)が宿を探していたところ、蘇民将来という人物が、貧しかったにもかかわらず宿を提供し、手厚くもてなしたそうです。それに感動した須佐之男命(スサノオノミコト)は、蘇民将来に、「この先、疫病や災いがあっても、お前の子孫であれば守ってやろう。子孫だという目印に、この芽の輪をつけておきなさい」と言ったそうです。それ以降、蘇民将来の一族は、疫病や災難を除け、代々栄えていったとのこと。
この「目印の芽の輪」が、現在のちまきのことです。 また、ちまきには、「蘇民将来子孫也」と書かれた紙(お札)をつけます。私は蘇民将来の子孫ですよという意味らしいです。

なぜちまきについて、こんなにクドクド書いたかといいますと、私が、ずっとこのちまきを食べ物だと誤解していたからです…。「玄関になんか飾ったら、腐って食べられへんやん」ってずっと思ってました…。

 

 

とうぶん京都市内での車移動はやめておいた方がよさそうです。四条通を無茶苦茶な工事しているうえに、祇園祭…。裏道も全て混んでます。時間が計算できません。バス移動も怖いです。今月は地下鉄を重宝したいと思います。

 

2015年7月11日 | カテゴリー : 祇園祭 | 投稿者 : admin